2022年8月号
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〔監督=故ロジャー・ミッシェル/出演=エリザベス2世、フィリップ王配、チャールズ皇太子、ダイアナ元妃、ウィリアム王子、キャサリン妃、ウィンストン・チャーチル、ザ・ビートルズ、エルトン・ジョン、マリリン・モンロー、ダニエル・クレイグ/ʼ21 年=英/1時間30分〕〔監督・撮影=川瀬美香/出演=イザベル・タウンゼント、ピーター・タウンゼント、谷口稜嘩/音楽=明星/ʼ21 年/1時間37分〕『ノッティングヒルの恋人』などで知られるミッシェル監督がコロナ禍により次回作の撮影が待機となった中で企画、貴重な映像を集めて女王陛下の素顔を綴り在位70周年を祝うドキュメンタリー。なおミッシェル監督は昨年9月に急逝。「ユナイテッド・キングダム」の君主に即位したエリザベス2世―。その若き日々は第二次大戦下の混乱にも立ち向かいながら〝帝王学〟を磨き、強く優しい心を育んできたようだ。即位後からチャーチルをはじめ多く1952年、25歳の若さで急きょの首相や外国の政治家たちと渡り合う一方、機会をみつけ国民とふれあい、ユーモアのセンスもみせた。そうした女王としての一面だけでなく、プライベートな王室内での振る舞いや、遊びに興じるお茶目な姿も紹介し人柄を浮き彫りにする。第二次大戦中に英国空軍の英雄となり、戦後は王室に仕えたピーター・タウンゼント大佐は、女王の妹であるマーガレット王女と恋におちたが、周囲の猛反対で破局―。その後ジャーナリストとして世界を歩き、長崎で谷口稜嘩さんと出会った。稜嘩さんは16歳の時、郵便配達中     四に被爆、背中に大火傷を負いながら生き抜き、生涯を核廃絶運動に献身した。ピーターはノンフィクション小説「長崎の郵便配達」を発表―。そして今、ピーターの娘イザベルは父の著書と稜嘩さんの反核の思いを胸に、長崎を歩いていく…。長崎の郵便配達………………………………………………………………………………………………………………………………………………あけぼしすみてる○CElizabeth Productions Limited 2021エリザベス〜女王陛下の微笑み

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