2023年3月
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第2と映像文化ライブラリーなどの施設再整備計画〝緊急チェック〟に関し、多くの反響を拝読したが、インターネットで関連記事を検索するうちにこんな投稿を見つけた。◆広島駅前の商業施設エールエールA館への移転を嘆く―としたうえで「要は〝お金〟の問題」だと指摘し、A館を管理・運営する第三セクター「広島駅南口開発㈱」の〝懐事情〟を解き明かしたブログである。出資、日本政策投資銀行や市中金融機関、地元企業などが10%前後を。設立から三十五年になるが、その間は思ったほど繁盛しなかったようで「有利子負債は令和2年度段階で約百六十五億」ほどに上り、「不本意ながら市は貸付金の金利を下げ利息六億六千万円を放棄」せざるを得な前号で書いた広島市立中央図書館この三セクは広島市が68%余りをかったと明かしている。その窮地を少しでも…と今回の図書館移転計画でA館の三フロアを数十億円で買い取ってもらえれば、財務状況を立て直すことができるからか―と。ただ、優良企業の繁盛店舗を誘致すれば三セクも楽になり、市の税収増や雇用促進も期待できるだろうに公共施設を入れたのでは売り上げも雇用も増えないぞ―と、今回の移転計画を愚策だと斬って捨てる。    二は単なる〝本の置き場所〟ではありまこのブログは加えて「公立図書館せん。将来を担う人材育成にはなくてはならない〝知の殿堂〟です」と本質を突いたコメントも書いており同感した次第。◆改めて問いたいが、中央図書館と映像文化ライブラリーは現在地での建て替え、または中央公園エリアのどこかに移転新築してはいけないの弾広島の文化エリアを創って!緊急チェック緊急チェック図書館移転計画は本当に大丈夫なの?

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