「三 映画祭」で特別上映され、錦織監督と安川プロデューサーが舞台挨拶。長くお会いできなかったので筆者も駆けつけ、終了後にサロンシネマのロビーで雑談を続けた。そして帰り際に錦織監督がポツリ「実はボクもいつかヒロシマの映画を撮りたいんです…」と。すぐさま幻のシナリオ『広島の二人』の存在を伝えたことから映画化の話が動きだしたのだ。カットに魂を込めて撮った作品は、多くの観客の心に染み込んだ。は大成功、特に八丁座では大入りが続いた。そして翌年の春に全国公開という時、コロナ禍が―。無期限の延期に関係者の心は重かった…。春から全国順次公開に漕ぎ着けた。広島では昨年11月、恒例「食と農の当然ながら中国地方での先行公開コロナも一段落し、2022年の▲「シネナビ」収録後の記念写真。左から安川唯史プロデューサー、KANON.H.C主宰・木村花音、錦織良成監督、初主演の甲本雅裕、筆者、「八丁座」蔵本健太郎支配人〔2019年11月7日=ちゅピCOMスタジオ〕舞台挨拶時に花束を贈ったKANON.H.Cのキッズや役者・タレントら錦織作品ファンと気さくに記念写真に収まる錦織良成監督と、主演の甲本雅裕、広島出身・戸田菜穂〔2019年12月1日=八丁座カフェで〕○C2019映画「高津川」製作委員会
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